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SHIZUOKA SDGs Action!2023「富士コミュニティエフエム放送株式会社のSDGs」

しずおか焼津信用金庫では、「SDGs」「脱炭素化」の推進に取り組むお取引先企業様をご紹介しております。
今回は、富士市の富士コミュニティエフエム放送株式会社 ラジオエフ様のお取組みについてお伺いしました。


 

ミュニティエフエム放送株式会社 ラジオエフのSDGs・脱炭素化の取組み



・富士市との防災協定締結及び、ラジオを活用した地域への情報提供や災害放送

・災害時の水質・土壌汚染を防ぐための防災トイレの企画・販売
・高校生や大学生のインターンシップの受け入れ
・中高生サークル「ラジオエフ部」や大学生「起業研究会」の運営
Uターン促進事業「DOKYO RADIO」の放送



・時差出勤やテレワークができる制度、環境の整備

・古紙などのリサイクルへの取組
・エコドライブの意識やクールチョイスへの登録
・環境問題をテーマにした番組や、環境イベントへの参加促進活動、環境保護活動家へのインタビューなどの実施
 

富士コミュニティエフエム放送株式会社様はどのような企業かご紹介ください。

 富士山南西麗エリアの情報インフラとして2005年に開局した地域密着エフエムラジオ局「ラジオエフ」を運営しています。富士市、富士宮市およびインフラ各社等と災害協定を、さらに地域事業所と防災パートナー協定を結び、災害時の情報発信に備えるほか、普段は地域の皆様の願いや思いや夢を言語化・音声化し、ラジオを通じ地域発信しています。
生放送のスタジオには、毎日、ビジネスや地域活動、スポーツや芸術など、様々なフィールドで活躍する地域の方々が訪れますが、その皆さんが漏らす「小さなボヤキ」に地域の課題を解決するヒントが潜んでいます。ラジオエフの強みは、地域の声を徹底的に聞き、それらの課題を解決できそうな誰かとマッチングできることですので、その強みを生かして、地域の皆様の夢を叶えるお手伝いをしております。



SDGsへの取組ついて教えてください。

 当社は、地域に住む人々が電力使用量が比較的少ないラジオを使用し、地域の各種情報を入手できる豊かで快適な社会の醸成に向け、災害時はもとより平時も地域の人々へ情報を届けています。地域の様々な団体や個人と連携し、相互の信頼度を高め、正確かつスピード感のある情報発信に努めると同時に、地域に住む人々に親しまれる情報発信者の育成も推進しています。
教育事業として中高生を対象にした「ラジオエフ部」の運営を行うほか、防災事業として「断水トイレシート」の販売を行うなど放送以外の活動にも積極的に取り組んでいます。富士市が立ち上げたSDGsプラットフォームにおいては、富士市SDGs推進企業登録及びSDGs未来都市応援団員に登録を行い、地域のSDGs活動推進を積極的に支援しています。


放送業以外の活動にも積極的に取り組まれているということですが、事業内容について詳しく教えてください。

「食品ロス」と「まちづくりの担い手不足」のそれぞれの課題の同時解決を目指す「まちぐるMe(み)」というプラットフォームを運営しています。地域のためにボランティアで活動をしている市民に対し、地域のパン店・菓子店が日々の感謝の気持ちを込めた感謝価格で消費期限が迫る食品を提供してくださっています。廃棄されていた食品が地域活動者にエールを送るヒーローとなり、地域活動者は廃棄される直前の食品を救うヒーローとなる、双方が双方の課題解決を行うSDGs事業です。

   


「まちぐるMe」について、特徴や現在の運営方法などを教えてください。

富士市内には約100社のパン屋さん・お菓子屋さんがあり、お客様の笑顔を想像しながら毎日いろんな種類を手塩にかけて作られています。しかし時折、閉店間際、ほんの少しだけ商品が残ってしまうことがあります。もちろんその日の商品は次の日には売れないので商品を廃棄しなくてはなりません。

また一方で、富士市内には自治体組織を筆頭に、地域の安心安全を守る団体があります。交通安全、子供や高齢者などの見守り、防災、環境保全、コミュニティの維持など、役員になった方々は、みんなで手分けをして地域のために活動しています。
しかし、この仕組みを継続していくにあたり、担い手の不足が問題となっています。
誰かが担わなければならない役割であるにも関わらず、次の役員の担い手がいないのです。

そこで、「まちぐるMe」は、賞費期限の迫るパンやケースが廃棄されている現状と、地域が担い手不足に陥っている現状を同時に打破すべく、地域の役員さん向けにお店の商品を「感謝価格」で販売するサービスの運営をスタートしました。



令和5年6月からは富士市全域で社会実験をスタートさせ、会員制のLINEのオープンチャット機能を使い、運用を開始しました。


お店は賞費期限が迫る商品を「感謝価格」で閲覧者にのみ販売する旨をアップします。
役員の方はお店でスマホ画面を見せ、商品を「感謝価格」で購入します。


お店は感謝価格で完売を目指すことで食品ロス削減し、地域の方は地域の担い手となることで商品を感謝価格で購入できる…双方にメリットがある仕組みですね。進めていく中での課題などはありましたか。


「まちぐるMe」に賛同してくださるパン店、菓子店は、消費期限の迫る商品のより良い活用方法を考えていらっしゃいました。お店の価値を下げず、商品のブランド力を棄損することなく、大事に作った商品を最後の一つまで美味しく食べて欲しいという思いに必ず答えたいと、マッチング先となる地域団体を慎重に選定いたしました。

また、「まちぐるMe」が解決したいと考える課題は、富士市だけのものではないと思います。地域活動者の減少は地域の安全安心を脅かしますし、食品ロスは焼却ゴミとなりCo2を排出してしまいます。「まちぐるMe」を富士市以外の地域にも拡大し、多くの皆さんと一緒に課題を解決していきたいと考えています。


今後、2030年に向けてSDGsはさらに多くの企業が取組み、一丸となって推進していくことになりますが、富士コミュニティエフエム放送株式会社様が目指す未来像を教えてください。


日々取材をする中で、どんな会社もSDGsにつながる活動をなさっていると感じます。ただ、事業のどの部分がSDGs17の目標のどれに該当するのかといった、具体的な結びつけがされていないだけだと感じます。自社の社会的意義や存在意義と向き合うためにもSDGs推進企業の申請書類(富士市であれば富士市SDGs推進企業登録)を一つ一つ埋めていく作業は、大変意義のあることだと思います。
ラジオエフでは富士市SDGs推進企業様を取材する事業を行っていますので、取材を希望する事業所様はぜひ富士市SDGs推進企業登録にチャレンジしていただきたいです。

また、今後我々は「まちぐるMe」で地方創生を目指します。地域活動者がお店の課題を解決し、お店が地域活動者の課題を解決するという、双方が双方を支援し合う「まちぐるMe」のスタイルは、地域の持続可能性を高めると思います。「ありがとう」という双方への感謝の気持ちが地域を継続的な成長に導いてくれると信じています。

 



 
会社名 富士コミュニティエフエム放送株式会社
代表取締役社長 小沢教司
所在地 富士市吉原2丁目10番26号 ラクロス吉原2階
ホー-ムページ http://radio-f.jp
電話番号 0545-55-1123