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SHIZUOKA SDGs Action!2022「人形の宝照のSDGs」


しずおか焼津信用金庫では、SDGsに取り組むお取引先企業様をご紹介しております。

今回は、静岡市の人形の宝照様にSDGsの取組みについてお伺いしました。


 

人形の宝照のSDGsのお取組み


 

・飲食店等で使ってもらえるようなデザイン性のあるパーテーションの製造
・明るい時間帯に作業を終わらせる等の節電意識
・残業を無くし基本的就業時間の順守の徹底
・地場産業の担い手としての、地域社会への貢献
・伐採松の活用

 


人形の宝照様はどのような企業かご紹介ください。

当社は、静岡羽鳥にある創業20年の節句物台屏風のメーカーです。静岡の地場産業として、日本の伝統産業として、国内での生産にこだわり、これまで人と人とのかかわりを大切に親切丁寧・謹厳実直な仕事をしてまいりました。おかげさまで人から人へと多種多様なステークホルダーとの結びつきから、1000アイテム以上と業界屈指の幅広いラインナップを実現しています。節句人形の平台飾り、収納飾り、三段飾り、七段飾りといった飾り方別、デザイン別などあらゆる角度からご提案が可能です。
新規事業としては2022年より雛人形や五月人形の魅力をお客様へ直接お届けするために、完全予約制の小さなショールームをオープンしました。国産にこだわった他にない自慢の雛飾り・五月飾りをご用意しております。




SDGsの観点からどんな取り組みをされていますか。
倒木対策で伐採された三保の松の木を利用するなどこれまでになかった形での資材確保に努め、本来であれば廃棄されてしまう資源を有効に活用し、環境に配慮した原材料の調達を心がけています。
当初は加工の仕方や運搬の仕方など課題はありましたが、それらをクリアしていくことで、より付加価値をつけてお客様に提供できています。
身近なところに貴重な資源はあると改めて感じました。

それから地場産業の担い手として、制作には地元の協力業者・職人の手を借り、発信することで地域社会に貢献しています。
実は静岡市は全国有数の雛具の産地で、昭和40年代には雛具の生産量が全国の約90%、雛人形の胴柄(胴体)の生産量が全国の約70%を占めるまでとなり、現在でも全国屈指の生産量を誇っています。静岡市内にも多くの職人さんがいて、共に節句物を作っています。
日本伝統工芸には様々な技術が駆使されています。
例えば、節句業界でよく使用される「箔」ですが、フッーと息を吹きかけると飛んで行ってしまうほど軽くて薄い箔を扱う職人は経験と手先の器用さ、丁寧さが求められます。また、木工職人には、ミリ単位の(寸法取り)から形の土台を作る(組立て)、次の工程である塗装がやりやすくなるよう丁寧な(研磨)、傷やヘコミが無いかの(検品)と非常に工程が多く、刃物を使うので集中力が必要な技術です。

地元静岡の地場産業を支える一翼として、地元志向の業者選定を行い、技術と伝統との承継に加え、全国に発信していくことが私たちの使命です。



節句物台屏風を作られる中で、近年新たに作られたものがあるとお聞きしました。

新型コロナウイルス感染症予防にと思い、屏風からインスピレーションした現代屏風(ソーシャルディスタンスパーテーション)を作りました。

和モダンにマッチした屏風デザインで、和食店、料亭、旅館、結婚式場などにおすすめです。デザイン性に富んだ製品であるため、単なるパーテーションとしての利用だけで終わらず、インテリアの一部となります。
材質には富士山麓の静岡県産の杉、箔は職人のこだわりの箔を使用し、素材にも地元志向を忘れません。職人の間違いない技術により、製品の長寿命化を実現しています。





SDGsに取り組むことでの変化はありましたか。
SDGsは言葉としては認識していましたが、具体的な内容は知らずにいたところ、信用金庫さんにご紹介していただきました。
当社では、日頃からから明るい時間帯に仕事を終わらせ、残業を無くし、基本的な就業時間の順守を徹底することで、健康的な労働環境を保全し、従業員の私生活の充実も意識していています。こうした内容がSDGsゴールの7番「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や、8番「働きがいも経済成長も」に繋がっていることを知り、普段何気なくやっていることがSDGsの目標にあてはまっていることがわかったことで、自社の魅力や強みを改めて考えるきっかけになりました。


今後、2030年に向けてSDGsはさらに多くの企業が取組み、
一丸となって推進していくことになりますが、
人形の宝照様が目指す未来像を教えてください。


人形の宝照の強みは、資源の再利用・有効活用、地域の地場産業の活性化であり、私たちのミッションはそれらを踏まえて求められる安心力・対応力・提案力で「宝照でよかった」と感じていただくことです。身近にあるもの、資源を改めて見直し、生活や仕事に自社の「強み」を活用できる機会を引き続き増やしていくことで、新たな可能性に挑戦していき、持続可能な社会への貢献に繋げていきたいです。


 
会社名 人形の宝照
代表  岩科照雄
所在地 421-1216 静岡市葵区羽鳥大門町19-1
ホームページ https://hou-sho.com/ 
電話番号 054-277-0322


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