現場を駆け回って築いた「信頼」の土台
私は入庫18年目、現在は副支店長としてマネジメントを行いながら、地域の企業に深くよりそう仕事をしています。私の支援の原点は、コロナ禍に東部地区の企業担当としてお客様の元を駆け回り、「あの時、一番に提案してくれて本当に助かった」という言葉とともに深い信頼関係とネットワークを築いた経験にあります。これが、のちの運命的なプロジェクトへと繋がりました。
このページでわかること
私は入庫18年目、現在は副支店長としてマネジメントを行いながら、地域の企業に深くよりそう仕事をしています。私の支援の原点は、コロナ禍に東部地区の企業担当としてお客様の元を駆け回り、「あの時、一番に提案してくれて本当に助かった」という言葉とともに深い信頼関係とネットワークを築いた経験にあります。これが、のちの運命的なプロジェクトへと繋がりました。
ある日、「将来のバランスを見据え、複数の事業のうち一部を売却したい」というご相談を受けました。これは事業価値が高いうちに次なる成長へ繋げる「攻めの経営判断」でした。しかし、社長様がゼロから立ち上げた大切な事業。「想いを大切に受け継いでくれる人に譲りたい」という強い願いに応えるには、M&Aの実現と売却後の長期的なサポートが不可欠でした。高度な専門知識が必要なため、私一人の力だけでは乗り越えられない大きな壁でした。
会社全体の未来を支えるためには、しずおか焼津信用金庫ならではの「伴走」が不可欠です。その実現に活きたのが、日頃から培ってきた「周囲を巻き込む力」でした。私は、金庫内外のあらゆるプロフェッショナルを繋ぐ「ハブ」の役割を徹底。本部の専門部署をはじめ、僚店先輩職員、外部の税理士や弁護士とも緊密に連携し、多様な力を結集して支援にあたりました。この強固なネットワークを活かした支援こそ、Face to Faceを大切にする当金庫の最大の強みです。
買収の候補として選ばれたのは、かつて私が担当していた東部地区にある会社でした。その会社の社名はもちろん、会社の認知度も高く、調査を進めるうちに、以前から私が業務の中で知り合った方たちも縁あって買収先関係者の中におり、「この会社なら社長の想いを引き継いでくれる」と確信をもってお手伝いすることができました。
プロジェクトは無事に成約し、社長様から「他行ではなく、最初に君に相談して本当に良かった。」という言葉をいただきました。お客様の困りごとを「自分ごと」として捉え、金庫内外のプロの力を借りて解決しようと奔走したことを評価いただけたことが、何よりの自信になりました。
私がこれまで経験してきたことは、高度な資格を活かして専門性を発揮したわけでも天才的な閃きによって提案したわけでもなく、「解決するための答えの一部を持っている人を味方につける能力」と「お客様にとことんよりそい抜く粘り強さ」を発揮したことです。
「泥臭い」と映るかもしれませんが、お客様と真摯に向き合う姿勢を若手職員に伝え、地域のお客様が「困った時は、まず、しずおか焼津信用金庫のあの職員に相談しよう」と思い浮かべていただけるような人材を、一人でも多く育成していきたいです。
自分一人ではできないことも、チームや地域の総合力を発揮すれば解決できるといった「信金ならではの連携・支援の輪」を広げることで、大好きなこの地域の未来に貢献し続けていきたいと考えています。
補助金申請の末に見えた
「社長の悩み」によりそうために。
【経営支援】
本当の課題を「見つけ出した」話
創業支援が生む街の賑わい。
「地域のハブ」としての信用金庫の役割。
【創業支援】
「新たな繋がり」をプロデュースした話