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藤枝順心高等学校の卒業記念作品を展示しています

タイトル:『灯火は巡る』

 大住支店の大型ウィンドウディスプレイに学校法人 藤枝学園 藤枝順心高等学校 美術造形デザイン科の3年生19名による卒業記念作品を展示致しました。 『灯火は巡る』(とうかはめぐる)というタイトルであり、閻魔大王、青龍、海彦・・日本の人間、神様、妖怪。立場の違う者達が総力を結集して、鬼に立ち向かう様が巨大なディスプレイに表現されております。



 
 同高の卒業記念作品は毎年しずおか焼津信用金庫大住支店のディスプレイに展示されており、地域の風物詩として、道行く人や信号待ちのドライバーの目を楽しませてくれています。

ストーリー

「友達と長い長い山車の縄を引きながら、ふと後ろを仰ぎ見る。華やかな着物や冠を身に纏ったお姉さんや、笛や鐘を鳴らして楽しそうに掛け声をあげるお兄さん。一人ひとりは小さな灯火だ。でも繋いでいくことで、鬼の目をも眩ませるような、煌々と輝く灯になれる。汗を落とした友を信じて、私は縄を強く引いた。」

コンセプト

今年は未曽有の経験をしています。コロナの影響は凄まじく、どこも暗くなりました。 この2020年は、全国各地の行事や祭事もなくなりました。ねぶた祭りも中止になりました。いつもなら祭のねぶたは青森の地域を照らしています。私達の描いたねぶたの光は、この暗くなった場所を照らしたい。巡るようにどうか明るくなって欲しい。 私達はこの3月で卒業します。ここから先どんなところで迷っても、3年間の学びや成長・決意はこの絵の光のように私達の行く先を導いてくれるでしょう。

構想から完成まで

令和2年3月から案を構想し、4月からデザインを考え始め、7月頃にデザインを決定しました。8月から9月にかけて色彩計画を立て、9月からパネルに線画を描き、10月頃から彩色を始め令和3年1月に完成しました。本作品は約1年を掛けて制作されています。