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街道探訪画家 大畑芳夫のペン画で綴る二つの東海道 展

家内と二人で各地を訪ねる事は、定年退職後の日々に活力をあたえてくれました。
その思い出を、ペン画と記録に残す作業が私のライフワークとなりました。
一昨年、一足先に天国へと旅立った家内も、今回の展示会開催を喜んでくれていることでしょう。
身近で馴染みのある風景が、ご覧いただいた皆様の心に寄り添ってくれることを願います。

街道探訪画家 大畑芳夫のペン画で綴る二つの東海道展

街道探訪への思い


 

私は車を運転しないので、まずは訪れる場所と、ルートの下調べが必要です。その過程が、まず楽しいのです。
基本的に旅は、JRの青春18きっぷを利用した、日帰りの積み重ねです。
街道部分は、昔の人達と同じように徒歩で探索します。それは、古人に思いを馳せることにもなります。広重の絵と全く同じ風景に出会った時は感動し、その魅力に引き付けられました。

ペン画の「魅力」は何ですか?

 

紙とペンがあれば絵が描けて、場所も取らず、汚れも出ません。ペンは1本、数百円と安価で、年金暮らしでも気兼ねなく利用できます。
また、ペンのモノクロ線だけでも絵として成立するし、その上から透明水彩で色付し、水彩画として楽しめるのもいいですね。

エピソード

街道旅では、昼食を取るのが、実は大変でした。現代のルート整備された道ではない、古い道を歩くので、食事のとれる店はほとんど見つかりません。常に、おにぎりや干し芋・干し柿など持参しました。パンやスナック類は、喉が渇くので不向きです。でも、意外にも、飲み物には苦労しませんでした。田んぼしかないようなところでも、自動販売機が置かれていたからです。
それから、トイレにも苦労しました。特に家内は。
さった峠のあたりを歩いていて、農家の方から、リュックいっぱいの夏みかんを頂いた事もありました。箱根では野猿と遭遇して、怖かったです。

プロフィール

大畑芳夫プロフィール

1930年 静岡市に生まれる
1950年 山歩きを始める。水彩画、パステル画を始める。
1986年 静岡中央郵便局を退職。新ハイキングクラブに入会。
1990~91年 東海道五十三次を歩く。
1994年 静岡新聞社「私の好きな東海道」で優秀賞に入選。
      掛川市「こだわりっぱ」にて初の個展を開く。